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BigMuff系

尖りすぎたCULTの新作「ARMS」レビュー[Big Muff系]

CULTの新作「ARMS」買ってしまいました。ARMSは、細川氏が長く連れ添ってきて、かつベストなサウンドというラムズヘッドのサウンドを再現したもの(V2)が基本となります。そして、トライアングル期を模したV1と、細川氏が「嫌なことがあったときにぶっ放したいサウンド(意訳)」のD2、D2がクセが強すぎるので使いやすくしたD1という構成になっています。V2の鋭く、低音が出て押し出し感のある、迫力のあるサウンドが非常に良いです。
ブースター

[レビュー]29 Pedals「JFET」はクリーン派に試してほしいペダル(高評価)

29 Pedalsの「JFET」を購入しました。チューニングが絶妙なブースターペダルで、Xモードではかなり低い低音まで正確に増幅してくれます。これにより、タッチレスポンスが向上し、各弦の音に陰影がつくかのような立体感や分離感が良くなります。クリーンで演奏する際には、このモードが非常に心地よく、高評価でした。
OD

ピックアップと機材(エフェクター)の相性って大切と分かった話(Suhr V63+とDel Mar OD MK2)

Bondi EffectsのDel Mar Overdrive Mk2は気に入っている一方で、高音域がかなり煌びやかで、トレブルを落とし気味にしていました。これってでも、設計意図からは少しずれてしまっているのでは?と思っていました。先日、思うところあってストラトタイプのギターのネックPUををSuhr V63+に交換しまして、Del Mar OD Mk2と組み合わせたところ「おいおいまじかよ」というぐらいマッチしました。ピックアップやギターと機材の組み合わせって重要だなぁと感じた次第です。
SAITO_S-622CS

Suhr V63+(旧ML)は完成度が高い汎用性の高いピックアップ

SAITO GUITARS S-622CSのネックとミドルPUにSuhr V63+(旧ML)を載せました。Suhr MLといえば、マイケル・ランドウシグネチャーPUとしてだけでなく、幅広く使われてきたPUで、近年に名称が変わってV63+となっています。ギター本体の味の薄いSAITO GUITARS S-622CSにV63+を搭載して、その傾向をレビューします。
アンプ

Shinos Rocket(6L6モデル)を試奏した感想

国産最高峰とも呼ばれるShinosによる、「手の届きやすい価格で」「自宅からライブまで使用できる」「良質なアンプ」をテーマとして開発されたRocket。安くはないですが、しっかりと練り上げられていて、価格分だけの価値のあるアンプです。特徴である0.3Wまで出力を下げられるアッテネータの性能を中心に試奏した感想を述べます。
機材一般

エフェクタ―運搬バッグとしてのカメラバッグの勧め

私はエフェクター好きなので、ちょくちょく買っては、あれとこれを比較するために!と毎回のように異なるエフェクターをスタジオに持ち出したりしています。そうすると、固定されたエフェクターボードというのが不便になってきます。 そんな私が気になってい...
Gt.

ギタラバ2024 NAGOYA「FUZZ Freak’s SUMMIT」のレポート

島村楽器 名古屋パルコ店で2024年11月22~24日にかけて開催されたギタラバNAGOYAの中でのイベント「FUZZ Freak's SUMMIT」に参加してきました! ゲストのお二方の発言は極力触れずに、その場に有ったファズの感想などを...
BigMuff系

今更だが現行Big Muff Pi Reissue(EC-3003 REV.F)をレビューしよう[ビッグマフの歴史もおさらい]

昨今は様々なラインナップがあるBig Muff Piですが、ビッグマフと聞いてイメージするデカい筐体の一番普通な奴である、現行のBig Muff Pi Reissueを購入しました。基板のバージョンはEC-3003 REV.Fと、おそらく2024年時点で最新バージョンです。2000年直前に「3rdタイプのリイシュー」として登場した本作ですが、ビッグマフの歴史を振り返りながらレビューしてゆきたいと思います。
Dist.

EMMA Electronics「PisdiYAUwot」は「忘れ去られた名作に隠れた名作」

先日、レビューしたEMMAの「ReezaFRATzitz 2」に引き続き、今回もEMMAの「PisdiYAUwot」です。読み方は分かりません。PisdiYAUwotはメタル専用のディストーションとして開発されています。回路構成はReeza...
Dist.

EMMA Electronics「ReezaFRATzitz 2」を2024年に再評価。これは忘れ去られた名作。

デンマークのEMMA Electronics「ReezaFRATzitz 2」を購入しました。「ReezaFRATzitz 2」の登場は2010年頃、初代「ReezaFRATzitz」はそれより以前(たぶん、そんなに前じゃない)と、そこそこ長い歴史を持つペダルです。過去には「ReezaFRATzitzでディストーションの旅が終わる」とまで言われたようですし、その回路も新しいアイディアが盛り込まれていたもので、サウンド的にも技術的にもエポックメイキングだったと言えるのではないでしょうか?  一方、2024年にもなると注目度が非常に低くなり、もはや知る人も少なくなってきてしまいました。このような中で、今更ですが購入してレビューしてみることにしました。
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