※楽天およびAmazon のアソシエイトとして「ギターにまつわる実験と考察」管理人は適格販売により収入を得ています。

Mesa Boogie 1×12 オープンバックキャビネットのレビュー

Mesa Boogie Mark Five:25に組み合わせるために、Mesa Boogie 1×12 オープンバックキャビネットなんぞ買ってしまいました。メサのキャビネットは「繋ぐだけでメサの音になる」と言われているほど、メサのサウンドの要になっているのですが、実際に試してみてキャビネット+搭載されているBlackshadowによって、Mesa Boogie Mark Fiveの本領が発揮されている感じがあります。

Mesa Boogie 1×12 オープンバックキャビネットなんぞ買ってしまいました

 私はMesa Boogie Mark Five:25 コンボを所有しており、気に入っているのですが、やはり10インチスピーカーの限界もあって、12インチ化したらもっと良いのでは?と考えていました。

 そんな中、1×12の純正キャビネットを近くの楽器店で見つけてしまい、購入することにしました。

試奏したら一発で気に入ってしまった

 運良く、近所の楽器店での扱いがあったため、アンプを持ち込んで比較しました。Mesa Boogieでは、Mark 5とMark Fiveという2つが存在し、フラッグシップはMark 5です(でした)。Mark Fiveには25Wモデルと35Wモデルが存在し、Mark5とMark Five:35はBlackshadowの12インチスピーカーです。 対して、Mark Five:25は10インチのセレッション クリームバックG10が搭載されています。

 店舗で販売されていたキャビネットは、オープンバック仕様の1×12で、Blackshadow搭載です。つまり、Mark 5と同じ構成な訳ですね。

 接続させてもらって弾いたところ、それまで低音域の厚みとか、抜けがちょっとなぁと思っていたところが一発で解消され、より小音量でも広がりのある、大満足なサウンドとなりました。

当たり前ですが音量は大きい

 スピーカーが大きくなると、小入力では鳴りにくく、動き出すと大きな音が鳴るので、全般的に音量が大きくなってしまいます。質量も大きく低音も良く出るので、家で使用すると振動が床に伝わるのを感じます。これは結構やばい。

 というわけで、所有しているTwo Notes Torpedo Captorを繋げて使用しています。Captorは音質劣化が穏やかで、小音量でも結構良い音になります。Mark Fiveの元々の素性の良さもあって、どんな設定でも満足感がありますね。

Blackshadowスピーカーの特性

 Mesa Boogieのキャビネットは作りがしっかりとしていて、頑丈で、外観も良いです。頑丈な作りとBlackshadowの特性により「繋ぐだけでメサの音になる」と言われるものとなっています。

 Blackshadowと呼ばれるスピーカーは主に2種類あり、現在はセレッションで製造されておりC90と呼ばれています。以前はエレクトロボイス製で、EVM12L同等品でした。

 今回の、あるいは現在のBlackshadowは、ローミッドがしっかりと出る特性で、12インチであることも相まって低音もズドンと出ます。グリーンバック系+マーシャルキャビネットのような、比較的高めのミッドが厚く、スカッとハイミッドが抜けてくる感じとは大きく違いますね。

 全力で鳴らすところまではできていませんが、耐入力が大きく、大入力での「ブレイクアップ」や「コーンクライ」は出にくい感じで、このあたりがメササウンドの要になっているのではないか?と思います。

キャビネットの購入が後回しになる現代

 日本の一般家庭においてギターアンプから、しっかりとした音量で音を鳴らすことはかなり難しく、日本ではアッテネータをはじめとした、出力を絞る機能を備えた真空管アンプが売れています。また、高品質で高性能なアッテネータやロードボックスが販売されており、これも売れています。そうしますと、スピーカーから音を出すことはレアであるというのが現状となっています。

 そうしますと、別売のキャビネット、特に12インチスピーカー搭載などという「凶悪な」音量発生装置への投資は後回し、あるいは予算削減の憂き目にあってしまいます。まぁ仕方が無いですね。

 しかし、今回、12インチキャビネットを購入してみて「スピーカーのサイズが音に与える影響は大きい」「スピーカー銘柄およびキャビネット構造が音に与える影響は大きい」ということを実感しました。音に与える影響の大きさで考えると、同じレスポール系でも日本製とギブソンを持ち換えるよりも、音に与える影響は大きいように思います。(違う種類のギターだと、何を比較するのかが分からなくなるので、それは別議論)

 Mesa Boogie Mark V(フルスペック)と同様のキャビネット構造である、オープンバック+Blackshadowという構成を手に入れてみると、Mark Five:25の10インチ セレッションクリームバックの音は良い物ではあるものの、やはり12インチあってこその存在であると強く感じました。

 先に書いたTwo Noteのアッテネーターを使用して、同じ音量で弾いていたとしても、音の広がりは段違いで、12インチの魅力というものを強く感じます。

 置き場所に困る、プラスアルファの出費が必要、そんな音量出せないなど、ネガティブな要因が多くあるのは事実ですが、もし、万が一、余裕がある方でしたら、ぜひとも良いキャビネットを入手してみてはどうでしょう? あらたな世界が広がると思いますよ。

Verified by MonsterInsights
タイトルとURLをコピーしました