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REVV Amplification G3 V2 レビュー

REVV AmpのハイゲインディストーションであるG3 V2を購入しましたのでレビューします。REVVアンプのオーバードライブチャンネルを模擬したものというだけあって、アンプらしい弾き心地と締まった低音、エッジの効いた歪みと、かなり満足度が高いです。ロックやハードロックが主戦場で、ミッドがしっかりと出たサウンドです。クラシックなメタルも対応できます。スタジオに行く際には必ず持って行く1台です。

REVV Amplification G3 V2レビュー

REVV Amplification G3 V2を買ったきっかけ

 「いやお前、G2買ったばっかりだろ」という突っ込みは甘んじて受けます。G2が良すぎました。同時に、G2のクオリティーでハイゲインまで出たらどれほど気持ち良いだろうと思って我慢できませんでした。G2はREVV AmpのG120というアンプのローゲインチャンネルを模していて、G3はハイゲイン(中間のゲインなのでクランチとかオーバードライブに相当するかも)チャンネルを模したものです。G4が最もハイゲイン。

 購入品はAniversaryエディションですが、この限定モデルからサウンドのマイナーチェンジがされており、現在購入できるV2同等となっています。

 また、購入したモデルは周年記念モデルのG3 Anniversaryですが、回路のバージョンはこの周年記念を機に見直しが入ってVer.2=V2となっていて、購入した商品はV2と同じサウンドです。

REVV Amplification G3 V2のレビュー

 REVV G3って本当に最高なんですわ。「クランチからハイゲインが欲しかったら買ってください」とだけ言いたくなるレベル。アンプらしさのある挙動やサウンドを聴かせてくれます。アンプらしさが強すぎるので、アンプ本体はクリーンで、G3を軸にサウンドを作るのが基本となります。

 REVV G3はモダンハイゲインが得意で、モダンハイゲインに高レベルな魅力のあるペダルは、そのペダルのゲイン設定低めでは輝きが失われることも結構多いのですが、こちらではエッジの効いた(海外やアンプで言うところの)オーバードライブサウンド(言い換えると、TS系のローゲインODよりもハイゲインサウンド)が出ます。オーバードライブと言うとTS-9あたりをイメージしてしまいがちですが、どちらかというとDS-1やローゲイン設定のRATのような、鋭さのある歪みの質になります。

 REVV G3には、G2と同様に、ゲインの基礎量やミッド、ローの質感が切り替わる3ポジションのスイッチがあります。これを最もローゲインなOFFに設定して、ゲインを絞り切っても結構歪みます。歪み強めのブルースぐらいは歪みます。全般的にハードロックに適したゲイン量とサウンドのバランスであり、最もハイゲインな設定で、メタルにも対応できるサウンドです。

 REVV G3の基本サウンドは、モダンな印象のある、整理された、分離感のあるサウンドです。また、最も低いローとかなり高い高音域が控えめで、全体的に重心が低いというか、真ん中に集まっています。ミッドスクープされた“M”の左右の山が近いと言いますか、そんな印象です。

 ギターのボリュームに対する反応も良好です。ゲインが高めなので、ボリュームダウンでクリーンまで落ちるとはいきませんが、軽いオーバードライブサウンドぐらいには下がります。使いやすいです。

REVV G3は厚みのある低音域が特徴

 REVV G3は元々はREVVアンプのサウンドを再現(プリアンプとしての使用を想定)していることもあり、アンプらしい低音の厚みが出ます。モコモコボワボワした低音ではなく、しっかりと締まった低音域です。

 REVV G3を低音がしっかりと出る真空管アンプに繋いだり、JC-120でもBASSを持ち上げて低音が出る設定で使うのがおすすめです。JC-120の低音は締りが弱く「ボワン」としていて、音が濁る傾向がありますが、REVV G3の低音が締まっているので、そこを補正してくれます。逆にBASSを絞り気味にするとREVV G3の良さが半減します。

ポップス、フュージョン、ロック、ハードロック、クラシックなメタルと対応範囲が広い

 REVV G3は、TREBLE、MID、BASSをすべて12時で、軽くミッドスクープされて使いやすいバランスです。ゲインの低いOFFポジションでゲイン上げ下げでかなり対応できます。OFFポジションが最もフラットに近く、すっきりとしたバランスです。

 BASSはローからローミッドに影響を与えて、MIDはミッドど真ん中からハイミッドに効きます。TREBLEはそこそこ高音のカリッとした成分に効いてきます。MIDカットなザクザクサウンドも良いですが、TREBLEもMIDも上げ目で、ミッドが前に出たクラシカルなロックサウンドや、TREBLEを絞ってMIDを上げたフュージョン系のサウンドなど対応幅が広いです。

 スイッチを操作してゲインを上げてゆくと、それに応じてローミッドが厚くなって、太いサウンドになります。この状態で強烈にMIDをカットすると超楽しいです。BASSを控えめにして、TREBLE、MIDを少し上げて、すっきりと分離感のあるハイゲインサウンドも良いですが、超モダンなDjentな歪みはちょっと苦手。そういうのはG4の方に任せているのだと思います。

 レビューの最後になりましたが、前段に置いたオーバードライブへの反応も良く、TS系などを置くと歪み感がまとまって、アンプをプッシュした時の気持ちよさが楽しめます。この写真は、ODをON-OFFしながらプッシュした時の差をスタジオでチェックしている様子。なかなか楽しいです。

REVV G3はロック、ハードロックをやる場には必ず持って行く1台

 アンプらしい反応や弾きごたえがあり、とりあえず1台踏めばポップスからロック、ハードロックぐらいまでは不足なく対応できますし、かなり満足度が高いです。モダンメタルまで求めなければ、メタルでも相当な範囲で楽しめます。私は、ブルースからロック、ハードロックが好きな友人とスタジオによく行くのですが、必ずREVV G3は持ってゆきます。とりあえずサウンドがバチっと決まります。

 私はREVV G2も持っているので、これとの使い分けを考えると、歪みの質はエッジが立っていて、鋭く、同じメーカーのサウンドキャラクターを持ちつつ…
・G2:スッキリローゲインで、ポップスやロックまで
・G3:ロック以上、ハードロックが主戦場
 というキャラの違いがあります。ですので、スイッチャーで2台を並べて切り替えれば、アンプのチャンネルを切り替えるように楽しむことができます。アンプのチャンネルを取り出したエフェクターなので、そういうコンセプトで作られていると言ってよいと思います。

 マルチエフェクターというかアンプシミュレーターをクリーン設定にして、G3をアンプ実機として扱って、ヘッドホンで練習するのにもばっちりです。

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