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JHS AT+のレビュー[Andy Timmons シグネチャー]

JHS AT+を購入しました。アンディ・ティモンズのシグネチャードライブペダルです。ミッドが充実してマイルドなディストーションサウンドが主役でありますが、意外と鋭くエッジの効いたオーバードライブからディストーションの領域もカバーできます。ミッドが充実したリードサウンドって広く需要があるものだと思うので、それがパッと出るAT+は使いやすい1台だと思います。

JHS AT+を買ったきっかけ

 最近完全にアンディ・ティモンズにハマっていまして、歪み系としてMK3 DRIVERを買ったのですが、本人はMK3をクランチぐらいまでで使用し、メインドライブはAT+であるとの本人の説明を聞いて購入しました。

 このポイントだけであれば別のもので代用も考えたものの、ベースとなったJHS アングリーチャーリーは非常に評価が高く、AT+も「アンディサウンド専用」というわけではなくて汎用性が高そうであったこと、アンディサウンドのようなミッドが前面に出たドライブって意外と持っていないなと思ったことが購入を決めたきっかけです。

JHS AT+ってそもそも何?

 AT+のベースはアングリーチャーリーで、(アングリーチャーリーはクランチボックスのパクリらしいけど)アングリーチャーリーはJCM800的なドライブサウンドを狙ったものになります。先にATが発売されて、そこにブースト回路を追加したAT+が発売されました。

 現在のアングリーチャーリーV3は、BASS、MID、TREBLEの3EQ構成に対して、AT+はEQ(トーン)とプレゼンスっぽい動きをするAirと、ブースト回路のゲインの構成です。3EQは良いなぁと思いつつ、自分はREVV G3などを持っているので、アンプらしさは狙わないと考えてAT+を選びました。

 面白いのが3Wayスイッチで、25W/50W/100Wというモードになっており、ワット数が下がるとボリュームが下がりつつコンプレッションが強くなって、スムースな感じになります。これは、ATとAT+の特徴となります。

JHS AT+の基本的なサウンドのレビュー

 基本的に、ゲイン高めのドライブペダルです。また、ミッドが厚くて暖かみのある、下手にセットすると“こもった”感じに鳴りやすいペダルです。

 ゲイン低めにするとバサバサとしていて、ミッドが厚いのが災いして湿っぽい感じになりやすいです。ローゲイン設定は「ひどい」とは言いませんが、「これを狙って買うものではない」のは確かです。

 リアハムバッカーにセットして、ゲイン、EQ、Airをすべて12時にセットして、単音で一発弾くと、あらふしぎアンディ―ティモンズサウンドだ!! 本人が使っているので当たり前ですが、相当簡単に本人のサウンドに近づきます。歪みの質はスムースで、EQやAirを上げ気味にすると、少しエッジ感が出てきます。

JHS AT+の詳細なレビュー

 そうやっていろいろと遊んでいると、本人のサウンドはもう少し抜けが良くて、鋭さがある。調べてみると、近年のアンディーは前段にMK3ドライバーをローゲイン設定にして配置して、低音を整理しつつ、パリッとした歪み感を足しているようです。試してみると確かに使いやすい! エッジがあって抜けてくるドライブサウンドになります。

 意外だったのは(MK3を使わない状態で)ローエンドの音域が少な目で、ミッドが厚いというバランスで、アンサンブルの中で抜けてきやすいバランスだと感じました。(アンディ―本人は、低音がしっかりとするアンプと組み合わせていて、これぐらいがちょうどよい可能性が高いと、私は予想しています。) もっとも、EQ絞り目だと高音も丸くなって抜けが悪くなるので注意してください。

 ここにMK3を前段に置くことで、さらに低音が整理され、低音が少ない状態でAT+の歪み段に入力されることで倍音構成もすっきりするような印象があります。MK3でなくても、低音をカットできるODならばOKです。

 また、設定をいじってもザクザクとした刻み系のサウンドにはならないようでした。基本的にはミッドが充実したリードサウンド向けであり、そのために踏むペダルだという感想です。

 一方で、EQとAirをかなり持ち上げると、エッジの効いた鋭いオーバードライブからディストーションのサウンドになってきます。1台でブルースとかもいける汎用的なサウンドです。ただし、EQとAirはMAXに近づくのでAT+の限界はそこであり、「他のペダルならEQ1~2時のサウンドが、AT+の限界」と考えると良さそうです。

レビューのまとめ

 ミッドが充実したリードサウンド専用と言って過言ではないほど、12時設定でリードサウンドが飛び出します。ミッドが充実したリードサウンドというのは普遍的なニーズのあるサウンドでしょうから、そういうのが欲しい人には嬉しい1台です。AT+の限界領域に入りますが、鋭い「普通のディストーションサウンド」も出るので、結構多彩です。

 やっぱりアンディ―サウンドのイメージが強いので、ハイパワーリアハムとの組み合わせばかりで遊んでしまいますが、鋭いサウンド設定でクラシカルなストラトでのブルースとか、なかなか良いですよ。

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